民間金融機関や住宅金融公庫の保険料の支払方法はどのようになっているのですか?
民間金融機関では、保険は強制加入ですが保険料は金利に含まれています。
一方、住宅金融支援機構などの公的金融機関では、保険は任意加入ですが保険料は毎年のローン残高に対して支払うことになります。
具体的な保険料については、返済方法や借入額、借入期間によって決定されます。
ちなみに、元金均等返済と元利均等返済では、元金均等返済の方が、元本の減少が早い分保険料は安くなります。
なお、団体信用生命保険料は年末調整の対象にはなりませんので注意が必要です。
具体的な保険料の支払いはどうなるのですか?
保険料の支払いについては次のようになります。
■保険料の引き落としがされずに猶予期間※までに支払いが行われない場合には保険期間が終了します。
※融資実行月の翌々月です。
■保険料は毎年借入残高に対してかかってくるので、残高が減れば減るほど少なくなります。ただし、支払った後に繰上返済をしても支払済みの保険料は戻ってきません。
■住宅金融支援機構などの公的金融機関では、保険料は年払いで、翌年からは毎年借入実行の応答月に引き落としされます。
■民間金融機関のローン商品については、保険料は金利込みなので別途負担はありません。ただし、銀行で取扱っている「フラット35」の団体信用生命保険については別途任意加入になります。 |