通行地役権は、時効によっても取得することができます。 ただし、通行地役権は、承役地所有者が開発した通路を使用していたというだけでなく、要役地所有者によって開発され、継続して通行している必要があります。
通行地役権は消滅時効にかかりますが、その起算点は次のようになります。 ■通路を設けないものの場合 ⇒ 最後の通行のとき ■通路を設けたものの場合 ⇒ 通行を妨げる事実の発生したとき
建築基準法22条の規定に基づいて指定された地域においては、次のようなことによって、周辺の火災による延焼を防止することが義務づけられています。 ■屋根を不燃化する。 ■木造建築物の外壁のうち、延焼のおそれのある部分を土塗壁にする。 ■上記と同等以上の防火性能を持つ構造とする。 土塗壁同等構造というのは、この土塗壁と同等以上に燃えにくく、熱を伝えにくくした、火に対して丈夫な構造のことをいいます。